パチンコ店が自分たちでできる X広告 活用ガイド

1. 店舗用Xアカウントを準備する
- まずは広告のベースとなる 店舗公式アカウント を用意します。
- 要件:
- 開設から90日以上経過
- 定期的に投稿(新台情報や店舗のお知らせ)
- プロフィール画像・自己紹介・連絡先を設定
- 👉 新規作成したばかりでは広告利用ができない場合があるため、早めに運用開始してアクティブ化しておきましょう。
2. X広告アカウントを開設
- X Ads(広告管理画面)から 広告アカウント申請 を行います。
- 必要情報:
- 法人名・店舗住所
- 代表電話番号・メールアドレス
- 支払い用法人クレジットカード
- パチンコ店は「オフラインギャンブル」扱いのため、営業許可証の提出が必須。
3. 広告審査を通すための認証対策
- ブルーバッジ(認証済みアカウント)を取得しておくと広告が承認されやすくなる。
- 手続き内容:
- 電話番号認証
- クレジットカード登録
- プロフィール整備
- 👉 「換金」や「景品」など射幸心を過度に煽る文言はNG。広告審査ではここが一番のチェックポイントです。
4. 広告キャンペーンの作成
目的選択
- 来店促進 → 「認知拡大」や「エンゲージメント」目的
- 店舗サイト誘導 → 「Webサイト流入」目的
広告グループ設定
- 配信期間:イベント前の木曜〜週末など
- 入札単価:初心者は自動入札がおすすめ
5. ターゲティング設定(効果を出す鍵)
- 地域設定:店舗住所から半径3〜15km(地域による)
- 年齢・性別:来店層に合わせて30〜50代男性中心など(地域による)
- フォロワーターゲティング:
- 競合店アカウントのフォロワー
- パチンコ系ライターや演者のフォロワー
- キーワードターゲティング:
- 「新台」「スロット」「パチンコイベント」など
6. クリエイティブ(広告内容)
- X広告は「プロモツイート」形式
- 効果的な内容:
- 新台入替の写真・動画
- 入場整理券やイベント告知
- 景品交換所の案内(射幸心を煽らない表現で)
- QRコード付き画像を入れると、店内サイネージと連動しやすい。
7. 店内サイネージとの連携
- X広告用に作った素材を、そのまま店内ディスプレイで放映
- CMSで時間帯ごとに切り替え可能
- 平日 → 休憩スペース案内
- 週末 → 新台入替動画
- 👉 店内外で同じ情報を発信することで、来店促進効果が高まる。
8. 効果測定と改善
- クリック率(CTR) → 1%超えを目標に
- フォロワー数の増加 → 店舗アカウントの信頼性アップ
- インプレッション数 → 地域ユーザーに届いた範囲を確認
- 広告レポートをダウンロードして、次回の設定に反映。
✅ まとめ
パチンコ店がX広告を活用するには、
- 店舗公式アカウントを準備・育成
- X広告アカウントを申請(営業許可証&法人カード必須)
- ブルーバッジ取得で審査通過をスムーズに
- 広告設定:地域・年齢・フォロワー・キーワードでピンポイント配信
- クリエイティブ:新台・イベント・QRコード付き
- 店内サイネージと連動して相乗効果
- 効果測定を繰り返し改善
という流れになります。
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齋藤裕樹
2009年から転職支援サイトの管理運営全てを任され、広告運用代理店に何度もだまされました。自分に知識がない事を痛感し、2010年からWeb広告の重要性を感じ、GoogleやYahooへ学習時間を投資しました。Googleについては700時間以上を費やしGoogle認定アナリティクス個人認定資格(GAIQ)やAdWords認定資格も取得し、運用実績も認められ、運用・費用・資格保有など全ての規定要件などを満たした企業だけに与えられる「Google Partner」に認定されました。