パチンコ店が年末年始に向けてWEB広告を行う必要性と、各配信媒体の活用方法

年末年始は、パチンコ業界にとって一年の中で最も集客のチャンスがある時期です。
普段は来店しない層が動き、「打ち納め」「打ち始め」としてホールを訪れます。
しかし、今の時代はチラシや装飾だけでは集客効果は頭打ち。
お客様が店舗を選ぶのは“スマホの中”です。
だからこそ、WEB広告の活用が年末年始の成否を左右します。


なぜWEB広告が重要なのか?

① 来店の最終判断は「スマホ」で行われている

Google検索・Yahoo!ニュース・YouTube・SNS…。
お客様が「どこのお店に行こうか」と考える瞬間、見ているのはスマホの画面です。
チラシを見ても、検索結果に店舗が出てこなければ存在しないのと同じ。
WEB広告は“来店を後押しする最後の一押し”となる存在です。

② 競合店がすでに動いている

大手チェーンでは11月下旬から広告配信を始め、12月にはGoogle・Yahoo!・YouTubeをフル活用しています。
「地域+パチンコ」「駅名+スロット」などの検索ワードで上位表示される店舗が、
自然と“選ばれる店舗”になっています。
WEB広告を出さない=情報上、存在していないのと同じ状況になります。


各広告媒体の活用法

◆ Google広告(検索・ディスプレイ)

目的:来店意欲の高いユーザーに直接訴求。
検索広告では「地域名+パチンコ」「駅名+スロット」で検索したユーザーに配信できます。
ディスプレイ広告では、YouTubeやニュースアプリにも露出可能。

【実例】
大阪の店舗では、「梅田 パチンコ 年末年始」で検索したユーザーに広告を配信。
結果、検索経由での来店数が前年より27%アップしました。

【ポイント】
タイトルに「年末年始」「最新台導入」「朝9時オープン」など、具体的なワードを入れると効果的です。


◆ Yahoo!広告(ディスプレイ・検索)

目的:40〜60代男性層に強くアプローチ。
Yahoo!ニュースなどの閲覧中に自然に表示されるため、中高年層に特に有効です。

【実例】
地方のホールでは、Yahoo!ディスプレイ広告を地域限定で配信。
「年末年始の営業時間案内」を訴求し、3日間で25,000回以上の表示を獲得。
LINE検索経由での来店が大幅に増えました。

【ポイント】
バナーは「年末年始も休まず営業中!」など、シンプルでわかりやすい訴求が効果的です。


◆ YouTube広告(バンパー・インストリーム)

目的:地域内での店舗認知アップ。
6〜15秒の短尺動画で「〇〇店 年末年始スペシャル営業中!」と印象付け。
動画の最初の3秒で店名・場所・日付を出すのがポイントです。

【実例】
九州の店舗では、地域ターゲティング配信で1再生あたり約1円。
約1万人が視聴し、アンケートで「YouTubeで見た」という回答が多く寄せられました。


◆ Instagram/X(旧Twitter)

目的:常連層・ファン層との関係強化。
画像や動画で「店の雰囲気」「年末年始の賑わい」を伝えるのが効果的です。

【実例】
東海エリアのホールでは「#年末年始〇〇店」投稿キャンペーンを実施。
100人以上が投稿し、SNS経由での来店が前年比150%に増加しました。

【ポイント】
ストーリーズ広告は低コストで高い接触率。
スタッフの笑顔や装飾など、リアルな雰囲気が信頼につながります。


◆ LINE広告

目的:リピート促進・再来店告知。
店舗周辺のユーザーへ「年末年始営業」や「限定クーポン」を配信可能。
LINE公式アカウントと連動すると、友だち登録も同時に狙えます。

【実例】
既存のLINEアカウントを活用し、年末限定クーポンを広告で配信。
クリック率は通常の2倍、再来店率は20%アップしました。


◆ P-MAX(Performance Max)

目的:GoogleのAIが最適な媒体に自動配信。
Google検索・YouTube・Gmail・マップ・ディスプレイ広告をまとめてAIが管理。
効果が出やすいユーザー層に自動で最適化します。

【実例】
郊外店が12月初旬からP-MAXを導入。
AIが学習を進めるにつれてクリック単価が1/3に下がり、広告経由の来店が安定しました。

【ポイント】
画像・テキストを複数パターン登録し、AIが選びやすい環境を整えるのがコツです。


広告時期と流れの考え方

・12月上旬:認知拡大(YouTube・Yahoo!・P-MAX)
・12月中旬〜下旬:来店促進(Google・LINE・Instagram)
・年明け:再来店強化(SNSキャンペーン)

年末年始は他業種も広告を出すため、露出の争奪戦になります。
最低でも12月10日頃には広告をスタートしておくのが理想です。
「準備が早いほど、AIの学習が進みやすく効果が安定する」――これがP-MAXやGoogle広告の最大のメリットです。


まとめ:広告は“お知らせ”ではなく“信頼づくり”

WEB広告は、単なる宣伝ではなく「お客様に安心して選んでもらうための情報発信」です。
店舗の雰囲気や取り組みを、タイムリーに伝えられるのがデジタルの強み。
チラシでは伝わらない“リアルさ”と“信頼感”を、WEBで届けましょう。

今年の年末年始は
「Google × Yahoo × YouTube × LINE × P-MAX」
この5本柱で、地域一番の“発信力”を目指しましょう!
今年は「SNS+Google+LINE」の三本柱で、地域一番の発信力を目指してみてください。



📩 ご相談受付中!

プラスアルファでは、LINE広告・Google広告などを
パチンコ業界専門で運用・サポートしています。

  • 無料相談・管理画面のデモ閲覧OK
  • 小規模店舗でも少額からOK(広告費1万円~)
  • バナー・原稿・効果測定まで全部お任せ可

お問い合わせフォームはこちら

VK Pattern Library↗


齋藤裕樹

2009年から転職支援サイトの管理運営全てを任され、広告運用代理店に何度もだまされました。自分に知識がない事を痛感し、2010年からWeb広告の重要性を感じ、GoogleやYahooへ学習時間を投資しました。Googleについては700時間以上を費やしGoogle認定アナリティクス個人認定資格(GAIQ)やAdWords認定資格も取得し、運用実績も認められ、運用・費用・資格保有など全ての規定要件などを満たした企業だけに与えられる「Google Partner」に認定されました。

Google認定資格