当社でも、パチンコ店からのWEB広告お問い合わせが、昨年対比で300%を優に超える状況となっております。おそらく多くのパチンコ店でWEB広告への関心が高いと思い、今回記事にいたしました。

 

【WEB広告の問題点】

パチンコ店のWEB広告でよく聞かれる質問

① 費用対効果

② 適正な広告予算

③ 適正な広告配信期間

 

【結論】

① 数百万単位の広告費を出せるなら来店コンバージョン計測。予算少ない場合はGoogleビジネスプロフィールと連動した来店コンバージョンまたは商圏シェアでの比較。

② 最初は1日最低2000円~5000円の予算で配信をしてみる。

③ 店内販促との連動が必須なので、店内販促スケジュールと併せて配信。

 

それではそれぞれ解説していきます。

 

パチンコ店WEB広告の費用対効果

パチンコ店のWEB広告は店舗型広告ですので、広告を見たユーザーに来店してもらうことが大切になります。

 

店舗型異業種では、WEB広告専用のLP(ランディングページ)を作成し、そこから予約することでコンバージョンを計測したり、クーポンを持参することで広告からの来店などと計測できます。

 

少し話がそれますが、パチンコ店の多くは店舗LPなどを持っているお店もまだまだ少ない印象です。

 

また、持っていたとしても自社でサーバーやドメインなどを管理しておらず、月額料金を支払うサブスクリプションでLPサイトを借りて運用しているところが多い印象です。折角多くのユーザーに見てもらえて、WEB検索結果でも上位にお店のLPサイトが表示されるようになっても、毎月定額で料金を支払うサブスクリプションをやめた瞬間、サイトもデータも消えてしまうので、個人的にはとてももったいないと思います。

 

因みに当社のサイトは、すべて自社でサーバーやドメインを契約し運用しています。

パチンコ転職ナビ関連のサイトが5つ、プラスアルファサイトや関連事業の売り場プロモーション検定、デザイン定期便サイトなどを含めると、当社のサイトはネット上に合計11つあります。

これら11つのサイトにユーザーがアクセスされることで、どんどんデータが溜まり、WEB検索での検索結果で上位に表示されやすくなります。

 

自社でサーバーとドメイン持ってLPサイトを作るメリット

① サイトへ来たユーザーのデータが自分たちのものとして分析できる。

② LPサイトを自由にデザイン設計できる。

③ 毎月の支払ではないので、長く運用する場合はコスパが良い。

この辺りは、ご興味ございましたら無償で人材紹介のお取引のある企業様優先でサポートいたします。

 

話を戻します。

パチンコ店は店舗型ですので、理想なのはWEB広告を見たユーザーがお店に来たかどうかを知りたいはずです。

GPSを使った来店コンバージョンが安価でできれば理想ですが、現時点では月に100万円以上の広告費を定期的に使っているような大手チェーン店のみが使えている状況です。最近はGoogleビジネスプロフィールと連動させることで、広告費をそこまで使わなくても来店コンバージョンが計測できるようになりましたので、こちらは今後スタンダードになると思います。

ですが、現時点では月の広告費1万円などでは来店コンバージョンは計測できませんので他の方法で費用対効果を見る必要があります。

 

最近GPSを含めた、ジオターゲティングで広告配信をしている所もあるようですが、基本的にWi-FiやBluetoothなどを使って広告を配信するので、ジオターゲティングは店舗に来た時に広告を配信するのに向いています。これらはスーパーやカフェでよく見かけます。

 

例えばスーパーだと、液晶画付きのカートに会員情報を入れて店内を回っていると、ビールが好きな私がビール売り場に近づくと、カートの画面にビール500ミリ缶100円引きなどのクーポンが表示されたりします。

カフェでは、Wi-Fiにつなぐと、そのお店の季節限定の商品などが案内されたページが表示されたりします。このようにジオターゲティングはどちらかというと店内に来たお客様に強いと個人的には思います。

 

では、パチンコ店で近くに住んでいるユーザーに広告を配信効果的にするにはどうすればよいのか、それは「パチンコ関連のキーワード」に興味を持ち、調べているターゲットにまずは配信して認知させることです。

 

効果を見る際は、広告配信を行っているときのマーケットのシェア率を見ていき、配信した日や、広告配信した新台入替日のシェアが、自店の月平均シェアよりも高ければ、効果があった可能性が高いと仮説を立てます。

※管理フォーマットが必要な方はご連絡いただけましたら差し上げます。

 

パチンコ店WEB広告の広告予算考え方

広告費よりもまずは、誰(ターゲット)に配信をするかを明確にしてください。地域、年齢、興味関心など設定します。そのターゲットがどれくらいそのマーケットにいるかは予測値でしかないので、まずは配信してみることです。

 

その際の日予算は、Yahoo!でもGoogleでも1日2000円~5000円くらいで見てください。実際配信してみると予算が少なすぎた、ちょうどよかった、多すぎたということがわかってきますので、予算を変えるのか、ターゲットを変えるのか調整していけばよいのです。

 

パチンコ店WEB広告の配信期間

店内の販促と連動させることが必須です。WEB広告と店内広告が連動していないお店が多い印象です。

ダメな例)

WEB広告:新台入替1週間前からWEB広告配信

店内販促:WEB広告とは異なる店内販促の割合が多い

この場合、広告が連動していない為、ユーザー視点では店舗への信用が低下します。そのため、次回以降の新台入替広告をWEBで行っても、同じユーザーが見ると反応が薄くなります。(クリック率の低下)です。

 

例えば、うどん100円セールの広告を見てうどん店に行きました。店内に入ると100円セールの告知はほとんどなく、新メニューの案内が多い状況でした。この場合、ユーザー目線での次回期待値は低くなります。

 

今回は、文字ばかりで伝わりづらかったと思いますが、何かWEB広告でお困りのことがございましたら、第三者視点(ユーザー視点)で広告配信チェックいたしますのでいつでもご連絡お待ちしております。

 

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齋藤裕樹

2009年から転職支援サイトの管理運営全てを任され、広告運用代理店に何度もだまされました。自分に知識がない事を痛感し、2010年からWeb広告の重要性を感じ、GoogleやYahooへ学習時間を投資しました。Googleについては700時間以上を費やしGoogle認定アナリティクス個人認定資格(GAIQ)やAdWords認定資格も取得し、運用実績も認められ、運用・費用・資格保有など全ての規定要件などを満たした企業だけに与えられる「Google Partner」に認定されました。

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