【パチンコ店長さん向け】WEB広告で集客できる?効果測定の考え方と成功のポイント

こんにちは!今回は、パチンコ店の店長様に向けて、「WEB広告で本当に集客できるのか?」「効果はどうやって測ればいいのか?」といった疑問に、わかりやすく、そして実際の店舗で役立つような具体事例も交えながらご紹介します。
パチンコ業界は競争が激しく、チラシやLINEだけでは来店につながらない…と感じる方も多いのではないでしょうか?
ですが、正しくWEB広告を活用すれば、確実に“地域の新規ユーザー”を動かすことができます!
1. パチンコ店でもWEB広告で人は集まるのか?
結論から言うと、「集まります」。
なぜなら、今のお客様は、スマホで情報を探してからお店に来るからです。
たとえばこんな行動パターン
- 会社帰り、「今夜ちょっと打って帰ろうかな」と思った人がスマホを開く
- Googleで「〇〇駅 パチンコ」「新台入替 パチンコ」などと検索
- 地図や画像、広告で近くの店舗を発見
- 「あ、イベントやってる」「再プレイ可能」と確認 → 来店!
この流れ、実はもう“当たり前”になっています。
2. どんなWEB広告を出せばいいのか?
パチンコ店の目的別に、おすすめの広告タイプと事例をご紹介します。
■ 検索広告(Google広告)
- 向いている目的:すぐに来店してもらいたい
- おすすめワード例:「〇〇駅 パチンコ」「パチンコ 新台入替」「機種名 おすすめ」など
📍 事例:池袋の店舗A
- 「池袋 パチンコ おすすめ店舗」で検索する人に広告を配信
- 開店時間や朝のイベント情報を訴求
- 平日朝の来店が1.3倍にアップ!
■ ディスプレイ広告(画像広告)
- 向いている目的:お店の存在やイベントを地域の人に知ってもらう
- 表示場所:ニュースアプリ、天気予報サイト、YouTubeの横など
🖼️ 事例:地方都市の郊外店B
- 半径5km以内のスマホユーザーに画像広告を配信
- 「週末楽しむ!新台一挙導入!」というバナーを作成
- LINE登録が1週間で47件増加、週末の集客が前年比105%に
■ YouTube広告(動画広告)
- 向いている目的:感情に訴える、新台やイベントの雰囲気を伝える
- 形式:動画の前に5〜15秒流れる広告(スキップ可能/不可)
🎥 事例:都市部店舗C
- 「おすすめ機種」イベントを15秒のショート動画で制作
- ターゲットを「20代男性/パチンコ、競馬、ボートレースチャンネル/半径3km」などに設定
- 視聴回数2万回を突破し反応あり
■ P-MAX広告(AI自動配信型)
- 向いている目的:あまり広告に詳しくないが、効率的に集客したい
- 特徴:Googleが最適な媒体に自動で広告配信(検索・YouTube・Gmailなど)
🤖 事例:チェーン店舗D
- 写真・地図・営業時間・イベント文言などを登録するだけ
- 店舗名での検索が2倍以上に増加
- 「どこで広告を見たのか分からないけど、スマホで何度か目にして来た」というお客様の声が増える
■ デマンドジェネレーション広告(新興広告)
- 向いている目的:「最近パチンコから離れてるけど気になる人」にリーチ
- 表示先:YouTube・Gmail・Discoverなど、日常的に見るアプリ内
📧 事例:駅前店舗E
- デマンド広告で「懐かしい名機再登場!」と配信
- 数ヶ月ぶりに来店したという層のヒアリングで「YouTubeで見た」と回答
- 一時的だが稼働率が上昇
3. 「効果が見えない」問題をどう解決する?
WEB広告はオンライン、パチンコはオフライン。だから効果がわかりにくい。
ですが、以下のような“数字の見方”と“仕掛け”で、ある程度は把握可能です。
■ 見るべき数値と意味
指標 | 意味 | 見方 |
---|---|---|
インプレッション数 | 広告が何回表示されたか | 認知の広がりを見る指標 |
クリック数 | 興味を持って広告をタップした人の数 | 興味度のバロメーター |
Googleビジネスの検索数 | 店名や地域名での検索が増えたか | 実店舗が注目された証拠 |
LINE登録数の推移 | 情報の受け皿 | 広告から登録に流れた数を測定 |
来店アンケート | 「何で知ったか」聞く | 「Google広告を見た」など直接声を拾う |
4. おすすめの測定方法3選
① Googleビジネスプロフィールを活用!
- 店舗の検索数や地図クリック数が見られる
- WEB広告を開始した日と比較し、増加があれば効果アリ
② 特典付き来店アンケートで確認
- 「店内でのお客様アンケートにお答え頂くとドリンク1本進呈!」など
- アンケート紙でもLINEでもOK。
③ 時系列データ比較(曜日・天候を揃える)
- WEB広告配信前後で、同じ曜日の客数を比較
- 「雨の日は客数が減る」なども考慮して比較するのがコツ
5. まずは「お試し配信」から始めてみよう!
WEB広告は、1日1,000円〜3,000円でも始められます。
最初は以下のような“パターン”で試してみましょう。
【お試し例1】イベント告知
- 広告形式:ディスプレイ広告 + P-MAX
- 内容:「週末限定!〇〇機導入」バナー画像
- ターゲット:店舗から3km以内、20代〜50代
【お試し例2】リピート対策
- 広告形式:YouTube広告
- 内容:15秒「来週末も楽しむなら○○」動画
- ターゲット:「カスタムセグメントで指定キーワードに興味関心」ユーザー
6. 最後に:WEB広告は“入口”、店内体験が“勝負”!
WEB広告はあくまでも「来店してもらうためのきっかけ」にすぎません。
広告で足を運んでもらい、
- 快適な遊技環境
- 親しみある接客
- 分かりやすい店内販促告知
などで「また来たい」と思ってもらうことが最終ゴールです。
正しく広告を打ち、正しく分析し、正しく接客で成果につなげる。
これがこれからのパチンコ店の生き残り戦略です!

齋藤裕樹
2009年から転職支援サイトの管理運営全てを任され、広告運用代理店に何度もだまされました。自分に知識がない事を痛感し、2010年からWeb広告の重要性を感じ、GoogleやYahooへ学習時間を投資しました。Googleについては700時間以上を費やしGoogle認定アナリティクス個人認定資格(GAIQ)やAdWords認定資格も取得し、運用実績も認められ、運用・費用・資格保有など全ての規定要件などを満たした企業だけに与えられる「Google Partner」に認定されました。